左はリフォーム前のキッチンです。
昔ながらのタイルとステンレスの部分は健在でしたが、木製キッチンはかなり傷んできていました。
リフォーム後は、タカラスタンダード製のキッチンにしています。明るく、清潔感のある色をお選びいただきました。三方に設けた窓は効果的に採風・採光の働きをしてくれます。
西尾市:築80年の家を断熱や耐震補強したバリアフリーに
下地の組み直しから壁面の傾きを徹底的に補修
断熱性と耐震性を高め、暮らしやすくリフォーム
お客様のご要望
・床をはじめ、傷んできたので直したい。
・段差を極力なくしたい。
・室温の差もできるだけ少なくしたい。
施工ポイント
築80年以上ということで、解体してみると1度リフォームされた跡がありました。
建物の傾きもみられ、段差も多かったため、まずは床を水平に組み直し、段差を少しでも減らせるよう既存部分との取り合いを工夫しました。
その後は壁面の傾きを垂直になるよう下地を組み直していきました。
リフォーム工事でこの作業を怠ると仕上がりにかなり差が出ます。
耐震補強はもちろんですが、間取りの変更に伴い柱を撤去した箇所には補強梁を入れ、「リフォームしたのに逆に家が弱くなった」ということがないようにしています。
写真
-
キッチン
-
LDK 工事中こちらはLDKの工事途中写真です。
解体・土間打ちが完了し、このあと新たに床を組んでいきます。 -
LDK リフォーム後のリビングリフォーム後はLDKと廊下の間仕切りをなくし一つの空間になりました。
格子内窓を取付け、廊下だった部分にも光が届くように、サクラの腰板は本来フローリング用の為、杉板よりもキズに強く、多少の衝撃なら凹んだりすることもありません。 -
廊下廊下は奥に行くにつれて低くなっており敷居を境に2段の段差がついていましたが、LDKと廊下の間仕切りをなくしたことで、段差がなくなりバリアフリーになりました。
格子内窓から入る光で明るい廊下になりました。 -
洗面脱衣室左はリフォーム前の洗面脱衣室です。
洗面脱衣室の壁と天井には湿気に強い杉の赤みの板を張りました。
床は貼り替えが容易なクッションフロアを採用しました。 -
リフォーム後の洗面台新しく3面鏡の洗面化粧台を設けています。
ドラム式洗濯機脇にすっぽり収まるサイズです。 -
浴室リフォーム前の浴室は、部分的に腐りや床の傷みが進んでいました。
リフォーム後のシステムバスはキッチンと同様にタカラスタンダード製です。
大通りに面しているため、窓は高い位置に設けています。 -
浴室 工事中壁には断熱材を入れ、耐力合板を張っていきます。
システムバスの大きさの関係で少し柱を移動させる必要があった為、補強梁を入れ、上からの荷重を分散させました。 -
トイレリフォーム前はタイル張りの和式トイレでした。
リフォーム後は洋式にし、間取りの変更で以前より広いトイレになりました。
壁・床には掃除が簡単なホーローパネルを張り、手すりも2ヶ所取付けました。
施工概要
- 所在地
- 愛知県西尾市
- 築年数
- 約80年
- 家族構成
- 2人
- 工期
- 7週間
- リフォーム内容
- LDK・トイレ・浴室・洗面脱衣室の内装リフォーム 断熱性や耐震性を高めてバリアフリー化
この施工例についてのご質問はお気軽に!