外壁には白いガルバリウム鋼板をお選び頂きました。
玄関ポーチの屋根は洋風っぽく妻入りに。
南側には日差しの入りをコントロールする庇も取り付けました。
西尾市:杉板をふんだんに使った切妻屋根のある平屋住宅
三河産の杉板を使用し、木の香りを感じる住まい
生活スペースを狭めない充実した収納を設計
お客様のご要望
お客様は以下の3つについてご要望がございました。
・ハウスメーカーやマンションとは違った、木の温もりを感じられる家にしたい
・部屋の大きさや収納をしっかりと確保したい
・平屋建てでも和風過ぎない家
施工ポイント
見晴らしの良い丘陵地に新築させて頂きました。
屋根の形を妻入りにし、白を基調として和風っぽくならないようにしました。
収納スペースを確保しつつ狭く感じない間取りをご希望されておりましたので、広さの感覚を見てもらうためにも、内覧会や建築中の現場へ足を運んでいただきました。
木がお好きなお客様で、天井板や腰板には三河産の杉板をふんだんに使わせていただきました。
写真
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外観
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玄関玄関扉は採光・採風が良好な高さのある引き戸にし、とても明るい玄関ですね。
姿身鏡付きのシューズクロークで、お出かけ前の身だしなみなどがこちらでできます。
段差の少ない上がり框(かまち)なため、靴の脱ぎ履きがスムーズにできます。玄関ホールは床板に合わせたサクラの框、杉の腰板、カヤの飾り棚と、
木の香りが写真からでも伝わるような仕上がりとなりました。
お洒落なクロスも良いですが、一つとして同じものがない無垢の木材も良いですよね。 -
キッチンキッチンにはタカラスタンダード製のシステムキッチンをご採用頂きました。
キッチンに求められる使い勝手はもちろん、ステンレスシンクで耐久性も優れています。
背面カウンターとトールユニットで収納力も抜群です。 -
リビング・ダイニングLDKの天井は全面杉板張りです。
照明器具はダウンライトにすることで空間もより広く感じられます。テレビカウンターにはケヤキの一枚板を使いました。
パソコンや固定電話なども置けるちょうどいい高さですね。 -
主寝室天井には杉板を張り、クロスの配色も上品な色をお選び頂きました。
お洒落で落ち着きのある空間に仕上がりました。 -
腰板・天井板赤身、無節の杉板です。
地元、三河産の杉や桧は木に含まれる油分が多いので、
年数を重ねても艶や香りが失われにくい特徴があります。
和風住宅はもちろん、シンプルになり過ぎがちな洋風住宅に使えばアクセントになり、
ナチュラルな雰囲気にもなります。
施工概要
- 所在地
- 愛知県西尾市
- 竣工
- 2018年2月
- 家族構成
- 2人
- 法規
- 都市計画区域 市街化調整区域
- 構造・工法
- 主体構造 木造在来工法 土壁工法
- 構造材
- ベイマツ・ヒノキ
- 基礎
- ベタ基礎
- 規模
- 地上1階
- 敷地面積
- 31.5坪
- 間取り
- 3LDK
- 設計者
- コンドウ建築
- 施工
- コンドウ建築
- 外壁
- ガルバリウム鋼板
- 内壁
- 杉板 ビニールクロス
- 床
- カバ桜 無垢フローリング
- 屋根
- 平板瓦葺き
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